※お食事中の方はお食事終わってから読んでくださいね
まだうつ休職明け3ヶ月目なのですが、
早速海外出張の打診が来ました(多分拒否権はない)。。。
まだ就業制限があって海外出張出来ないんですけどね (~_~;)
制限なくなったら行ってこい、のようです。。そういう意味では容赦ない職場です。
実は私、過去に海外出張でやらかしたことが。
数年前、アジア某国に出張しました。
現地のメンバーに技術を教える、という役割。
日本人の駐在マネージャーの方もいるのですが、
現地では超偉い人なのでほぼ会えず。
現地の人とほぼ過ごすスケジュール。
一緒に日本人が一人いたのでなんとかなるかなと。
思ってましたワタクシ。
そして事件は現地での仕事初日に起きました。
日本人マネージャーの方からは、
・水は必ずペットボトル
・生野菜や果物は食べない
・ヨーグルト系も避けること
と言われておりました。ハイ。
オフィスにいる間はペットボトルの水やコーヒーなどを好きなだけもらえて問題なく過ごしました。
で、午前中の仕事を終えて、ランチに行こう、
という話に。
貴重品だけ持ってついて行ったところ、
そこは食堂。。。
買えると思っていたペットボトルの飲み物は見当たらず。
そして対面オーダー方式 (~_~;)
ぐ。これはしんどい、と思っていたら、
現地マネージャーの方が
「メニューAとB、どっちにする?」
と聞いてくれて、ご馳走してくれました。
とてもありがたいです。ありがたいのですが。
飲み物どうすれば(滝汗)!?
自販機でもあれば自分で買えるのですが、
自販機どころか見える範囲にボトルの飲み物すら置いてない状況。
かといって飲み物の買い方教えてって言ったらなんか奢ってって感じだよな。。。
で、結局、飲み物なしで食べることに。
そして、飲み物なしでは完食できる気がしない辛さ。
大ピンチです。
同行者の日本人は耐えながら完食。
おいてかないで(涙)。
頑張って耐えていたのですが、耐えきれずに飲んでしまいました。
プレートについてきたヨーグルト。
それでもゴホゴホになって、見かねた現地スタッフが
コップに入れたペットボトル(ウォーターサーバー)の水を持ってきてくれました。
・・・飲んじゃった・・・。
だって耐えられなかったんだもん。まぁ、、、でも、、、ペットボトルの水だし、ヨーグルトもやめた方が無難くらいのニュアンスだったし、大丈夫かな?と楽観視しておりました。
しばらくは元気でした。異変が起きたのは夕方です。
歓迎パーティーをしてくれることになっていて、レストランに連れて行ってくれたのですが、車での移動中に気分が悪くなってしまいました。交通インフラも日本ほどは整っていないので、乗り物に弱い私はグロッキー。渋滞にハマったところで耐えきれずにもどしてしまいました。
この時点では、まだ乗り物酔いだと思っていたので、お店に着いてからしばらくすれば良くなるだろうと休んでおりました。
が、どんどん気分は悪くなります。。
そして、料理の匂いに耐えられなくなりました。
例えるならつわりピーク期みたいな感じです(男性の皆さん伝わりませんねごめんなさい)。
みんなが心配そうに見に来てくれます。あぁ申し訳ない。。。
ここから後はトイレで上からも下からも状態でした。このあたりからあぁこれは食中毒っぽい、と気が付きました。でも自分の歓迎会です。さすがに帰れません。。
で、どうしたかというと、
お店の外(ショッピングモールの中なのでモールの通路)
にイスを一つ出してもらって、匂いの届かないところに座って耐える。
という、他人が見たら意味不明な行動。
しかも、ゲスト(しかも女性)を一人にしておけないとみんなに気を遣われ、
交替交替で隣に見守り役が付いてました。ホントすみません。。。
モールの医療スタッフ?の方にめっちゃ声かけられました(苦笑)。
終わるまでレストランに入れず、そのままみんなに挨拶してホテルへ。。
次の日は車で長距離移動の予定でしたが一日ホテルで休んでました。
その次の日少しだけ回復したので、
ホテルの朝食のパンと水を持ってオフィスへ。
私のミッションは、私の持っている技術を現地スタッフに伝える事。
これが終わらないとここに来た意味がないわけです。
幸か不幸かお腹が空っぽなら何とか動けます。
ということで、定期的にトイレでリセットしながら1日仕事しました。
昼はホテルから持って行ったパンを少しだけ食べて乗り切りました。
夕食は・・・日本人マネージャーの方に恵んでもらったレトルトのお粥をいただきました。
※ホテルにあるポットのお湯で湯煎すると美味しくいただけます。
そしてその翌日(最終日)も気合でオフィスに。
デフォルトが腹痛みたいな状態で何とか仕事を教えます。
やり方は教えたものの、何故か結果が上手くいかない(汗)。
体調も限界を超えていましたが、
現地スタッフの「このまま帰られたら困る!」というプレッシャーで
滞在スケジュールギリギリまで粘りました。。。
最終的には上手くいかなかったのですが、とりあえず方法は習得できたので
後は日本からサポートするからね!と伝えて彼らとは別れました。
そして帰国するためにホテルに戻ったのですが、
どう考えても飛行機に乗って帰れるコンディションではありません。
腐ってもいい大人の女性なので、
飛行機で(大きい方)漏らすわけにはいきません。
伝説を作ってしまう。
どうしようと途方に暮れていたら、私の様子を現地スタッフから聞いたらしい
日本人マネージャーの方から電話がかかってきました。
正直に今の状況を伝えると
「多分感染症だから延泊しよう、ね!
薬も持って行ってあげるから」
と延泊が決定。回復するまでホテルに延泊させてもらうことになりました。
別の意味で伝説にはなりましたが、何とか人としての体面は保てました。
とにかくこの時の教訓は
「何があってもペットボトルの水は肌身離さず持ち歩くこと」
に尽きます。。。仕事で行くからこその不都合もあるんですよね、気をつけないといけませんね。
後編に続きます。