コンテストに応募したら3Dプリンターが我が家にやって来たお話の続きです。
前回、本体は無事デモサンプルを作れたので、
今度は我が子がデザインしたものを作れるよう
PCのセッティングをします。
実は今使っているPCは、Windows10にアップデート
してからというもの、はてなブログ書くのも
息絶え絶えで動作がやたら重い状態。
そのため、新しいPCの購入について相談すべく、
通っている教室の先生にスペックを聞いたら、
もっと古いPCでも動くから大丈夫!
今使ってるPCで頑張ってやってみて!
…と言われたので、現役のPCで試しました。
ユーザー登録して、
専用のソフトをインストールして、
ソフトを起動。少し反応が鈍いけど使えそう。
USBケーブルで3Dプリンターとつないだら
ちゃんと認識できました。
ということで子供にデザインしてもらいました。
まぁシンプル。
とりあえず一回標準設定のまま出力してみると、
白い糸くずの塊みたいなのが出来ました。。。
しかも、デモサンプル作ったおかげで原料の
フィラメント(プラスティックの線)がもうない。。
これムズっ!!
この辺りから、子供のデザインの勉強というより、
私の3Dプリンターの出力技能向上の実践場に。
こちとら技術で食べてるので、こんなところで
躓くわけにはいきません(謎のプライド)!
いや専門関係ないですけどね!
って事で、ネットで調べて、色々対策しました。
細かい事書き出すと長いのでざっくりまとめると、
①原料のプラスティックを変更
(メーカー純正のABS樹脂→他メーカーのPLS樹脂)
②出力時に上下をひっくり返す
③サポートとラフト(土台となる部分)をつける
④ノズルの設定温度、ノズルの高さなどを調整
などで無事できるようになりました。
※もし興味のある方は3Dプリンター専門ブログを見てみて下さいね。
ちなみに、作るためのソフトではこんなイメージ。
平らな屋根の面を下にして、失敗しにくくします。
下にある下敷みたいなのがラフト、隙間のウネウネしたのがサポートです。
他社メーカーのフィラメントはセッティングできないので、送られてきた箱に丸い穴をあけて、真ん中にスプレー容器を刺して簡易ケースに。
印刷を開始。
無事できました!金色のクルマが仰向け。
取り出すとこんな感じ
ラフトとサポートを取り外すとこんな感じ。
我が子も気に入った様子。ポスカペンで金色に塗ったトミカ に取り囲まれてます(^_^;)
ということで、お家で好きなデザインを出力する環境が無事整いました!
我が子よ、あとは君次第だ。
ちなみに、今回使用したPLSフィラメントはこちらです。興味のある人のために補足すると、ヘッド温度は205℃、ノズル高さ1.99mmで作りました。
割と光沢でて安いのでお勧めです。興味のある方・・・いるのか?